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- 〔世の中を見る目(1)〕 ―清水義範の「半村良クロニクル」(9)
〔世の中を見る目(1)〕 ―清水義範の「半村良クロニクル」(9)
常に世の中を観察し、思いがけない発見をいっぱいしちゃう人だった。たとえば北海道に住んでいた時、私にこんな話をしてくれた。「朝の散歩が習慣になってるからさ、こっちでもするわけよ。ところが一人で歩いてると、車道を走ってる車がスーッと速度を落としてこっちを観察すんのよ。どの車もみんなそうするの。つまり、ここじゃあ朝一人で歩いてると寒さで死ぬことあるんだよね。何か困っているのかな、と心配して注意してくれるんだ。おれ、北海道じゃ冬の散歩はしちゃいけないなって思っちゃった」
清水義範の「半村良クロニクル」
- あれから8年・・・・
- 最初の印象
- 「石の血脈」にびっくり
- 影響を受けたことば
- 半村さんの粋な生き方
- 節目に読みたい物語 5冊
- めしのくい方
- 酒の飲み方
- 世の中を見る目(1)
- 世の中を見る目(2)
- ペンネームの由来
- 半文居と苺山人
- まだ初々しかった頃(1)
- まだ初々しかった頃(2)
- 直木賞のとき(1)
- 直木賞のとき(2)
- イーデス・ハンソンさん
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- 吉川英治新人賞のこと(1)
- 吉川英治新人賞のこと(2)
- 半村さんと音楽(1)
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