- 特集
- 〔直木賞のとき(1)〕 ―清水義範の「半村良クロニクル」(15)
〔直木賞のとき(1)〕 ―清水義範の「半村良クロニクル」(15)
3度目の候補の時に直木賞を受賞して、さすがに嬉しそうだった。でも、SFではなく「雨やどり」という普通小説で受賞したことについては、「おれの手すさびの芸をやったらくれちゃった」と、少し残念そうでもあった。
「きみのこと、招待者には入れてないんだけど、つき人って顔をしてずっとそばにいなよ。そんで、どんなものかよく見とくんだ」と言って下さって、私は授賞式を見ることができた。直木賞も芥川賞も2名ずつの受賞で、とても賑やかな授賞式及びパーティーだった。
清水義範の「半村良クロニクル」
- あれから8年・・・・
- 最初の印象
- 「石の血脈」にびっくり
- 影響を受けたことば
- 半村さんの粋な生き方
- 節目に読みたい物語 5冊
- めしのくい方
- 酒の飲み方
- 世の中を見る目(1)
- 世の中を見る目(2)
- ペンネームの由来
- 半文居と苺山人
- まだ初々しかった頃(1)
- まだ初々しかった頃(2)
- 直木賞のとき(1)
- 直木賞のとき(2)
- イーデス・ハンソンさん
- 直木賞のとき(3)
- 新宿のころ
- もらった手紙
- SFコンテスト落選(1)
- SFコンテスト落選(2)
- 吉川英治新人賞のこと(1)
- 吉川英治新人賞のこと(2)
- 半村さんと音楽(1)
- 半村さんと音楽(2)
- 半村さんのファッション
- 半村さんの読書
- 半村さんのコンプレックス
- 半村さんの風情