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- 〔SFコンテスト落選(1)〕 ―清水義範の「半村良クロニクル」(21)
〔SFコンテスト落選(1)〕 ―清水義範の「半村良クロニクル」(21)
昭和49年にSFマガジンのコンテストに応募して私は落選した。その時半村さんは、サラリーマンをしながら、よく応募したね、とほめてくれた。で、それだけかと思っていたら、SFマガジンの編集部へ行って、私の応募作品を読んでくれたのだ。家に私を呼んで「きみのあの作品は入選しないな」と言ってくれた。冷たい言葉のようだが、わざわざ読んでくれたことに感激した。そうしたら、そこへSFマガジンの森優編集長が来たのだ。
この話のつづきは次回に。
清水義範の「半村良クロニクル」
- あれから8年・・・・
- 最初の印象
- 「石の血脈」にびっくり
- 影響を受けたことば
- 半村さんの粋な生き方
- 節目に読みたい物語 5冊
- めしのくい方
- 酒の飲み方
- 世の中を見る目(1)
- 世の中を見る目(2)
- ペンネームの由来
- 半文居と苺山人
- まだ初々しかった頃(1)
- まだ初々しかった頃(2)
- 直木賞のとき(1)
- 直木賞のとき(2)
- イーデス・ハンソンさん
- 直木賞のとき(3)
- 新宿のころ
- もらった手紙
- SFコンテスト落選(1)
- SFコンテスト落選(2)
- 吉川英治新人賞のこと(1)
- 吉川英治新人賞のこと(2)
- 半村さんと音楽(1)
- 半村さんと音楽(2)
- 半村さんのファッション
- 半村さんの読書
- 半村さんのコンプレックス
- 半村さんの風情