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〔半村さんと音楽(2)〕 ―清水義範の「半村良クロニクル」(26)

おそらく、スタンダード・ジャズのナンバーには通じていたはずだ。バーテンダーをしていた時に、カウンターの中できいていただろうから。それから、普通に歌謡曲は知っていたと思う。バーには流しのお兄さんも来た時代で、耳に入っていたはずだから。一度、「五木寛之の初期の小説はジャズなんだよね」と言ってたことがあるなあ。しかし、そのくらいしか、半村さんと音楽の関係を思い出せない。あまり、人前で歌う人ではなかった。ただし、歌が嫌いということはなかったはずだ。名作「晴れた空」は、「憧れのハワイ航路」の歌い出しの歌詞なんだから。

清水義範

1947年愛知県名古屋市生まれ。中学時代からSFファンで、半村良氏の面識を得て上京する。1988年「国語入試問題必勝法」で吉川英治文学新人賞受賞。近作は「夫婦で行くイスラムの国々」や西原理恵子と共著(イラスト)の「学校よりおもしろい社会」など多数。
ファンサイトは「永遠の清水義範

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