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〔半村さんの風情〕 ―清水義範の「半村良クロニクル」(30)

よく散歩をする人だった。どこに住んでも一人で気ままに散歩をし、街のたたずまいや人々を見ていくのだ。職業が座業だから、高血圧気味の半村さんは、一日に少しでも歩かないと脳ミソが固まっちゃうとでもいう気分だったのだろうか。
大店の番頭のような雰囲気で、前掛けが似合う感じの人だった。なのにエスカルゴ好き。そうかと思うと、ビリヤードでも麻雀でも、実は名人に違いない、というような無頼な感じもあった。そんな時の目つきの鋭さにはヒヤリとする感じ。なのに、その目が急に人なつこく笑って、ギャグをかますことがある。そういう時はすごく可愛い。とにかく言えるのは、女性にはモテる人だったということだ。天然のチャームが半村さんにはあった。

このクロニクル、このあたりで一度うちどめとさせていただきます。

清水義範

1947年愛知県名古屋市生まれ。中学時代からSFファンで、半村良氏の面識を得て上京する。1988年「国語入試問題必勝法」で吉川英治文学新人賞受賞。近作は「夫婦で行くイスラムの国々」や西原理恵子と共著(イラスト)の「学校よりおもしろい社会」など多数。
ファンサイトは「永遠の清水義範

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