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〔半村さんのファッション〕 ―清水義範の「半村良クロニクル」(27)

私と文通が始まって二通目に、自己紹介が書いてあった。「あだ名はカニです。酔うと横に歩くから」なんていう楽しい手紙だ。その手紙にこう書いてあった。「ファッションセンスはなく、茶色を着ていればおしゃれだと思っています」と。確かに、茶色いジャケットをよく着ていた。冬はその下に黒いとっくりのセーターだ。着物も好きだったが、着物姿になると、昔の酒屋がつけていたような前掛けをつけたくなる人で、そんなものを入手してつけて見せてくれた。還暦のお祝いで私が着物の時用の、印伝の手さげ袋をプレゼントしたら、これからは着物中心でいこうと思っていたところだと、大いに喜んでくれた。

清水義範

1947年愛知県名古屋市生まれ。中学時代からSFファンで、半村良氏の面識を得て上京する。1988年「国語入試問題必勝法」で吉川英治文学新人賞受賞。近作は「夫婦で行くイスラムの国々」や西原理恵子と共著(イラスト)の「学校よりおもしろい社会」など多数。
ファンサイトは「永遠の清水義範

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以下はtwitterから「半村良」のキーワードを含むツイートを抽出したものです。半文居では内容に関知していません。

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